【問答修行(上級編)】
大峰山の山伏が参集しての大護摩供では、他講の行者と 行う場合もあります。
●過去存在した項目
草鞋(ワラジ、ソウカイ)は。
八葉の蓮華・・・
の次に下記が御座いました。

(道場主)
斑蓋(はんがい )を所持するは。
(旅の行者)
一名あやい笠ともいい、仏界及び道場の障難を防ぎ、
その形円形成るは五位円満の儀也。
頂きの八葉なるは八洋蓮華を表示するもにて候。

(道場主)
肩箱を掛くるは如何に。
(旅の行者)
入峯修行の道具破蓋(はがい)にして笈( おい) を肩に附(つ)くるが故に
肩箱といい、経文法具を納むるものにて候。

(道場主)
笈( おい) を所持するは。
(旅の行者)
法具を納むる要具にして胎内に一切衆生を含蔵(がんぞう)し、
覆育(ふくいく)する事慈母の如く也と心得て候。



道場主:檜扇(ヒオウギ・ヒセン)とは。
旅の行者: 扇風大(フウダイ)にして、自性の智火、解脱の恵風。
        即ち煩悩焼尽の義にて候。

道場主:護摩刀(シバウチ、ゴマガタナ)の義は。
旅の行者:不動明王の体相(タイソウ)にして、降魔)ゴウマ)の利剣也。
       即ち一切妄執(モウシュウ)を断(ダン)ずる義にて候。

道場主:最多角念珠 (イラタカネンジュ)の義や如何に。
旅の行者:球の形、多角にして煩悩砕破の智剣を表す。
      念とは念ねん続起の煩悩にして・・・・・(同)。

腰につけたるひもは、貝の緒 「かいのお」と呼ぶ場合もある。
また、走縄 - はしりなわ - ともいう。

●行者16法具
1. 頭襟
2. 袈裟
3. 念珠 
4. 錫杖
5. 金剛杖
6. 鈴懸
7. 引敷
8. 走縄 
9. 法螺
. 手甲
101. 脚半
11. そうかい (草鞋・八目草鞋・ワラジ)
12. 斑蓋( はんがい )
13. 肩箱 - かたばこ -
14. 笈 - おい -
15. 桧扇
16. 柴打(しばうち)・・・護摩刀
【参考】2015西大寺初午厄除け敬讃柴燈大護摩供 行者作法問答
※之も想定問答であるが、他講の問答としての参考にして下さい。

行者作法大嶺講山伏瀧谷吉野二見出雲