【御幣】
 大峰山の山伏が参集しての大護摩供では、道場結界の四隅に御幣をたてます。
瀧谷不動尊  北方御幣
 

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色紙(東方御幣は青・黄・赤、各裏白)横32.5cm縦13.7cmを用意する。
上図の様に重ねる(一番下の赤は裏白面)。



(1)横32.5cmを、左10.5cm・右10.5cmで、上図の様にカッターで切る。切残しは5cm。
(2)中部11.5cmの真ん中細い部分で5cm、太い部分7.5cm。(下図参照))
(3)左10.5cm3等分、切残し5cm。
(4)右10.5cm3等分、切残し5cm。




上図の部分5cm。

上図の部分7.5cm。

上図の部分2.5cm。
下部5mmで二折り。


先ず左側から折る。



次に右側を折る。




次に木部7cmに切込みを入れる。


木部切込みに挟み込む。(上図は裏面)

裏面。


表面。

下部押しピンでとめる。
 東方御幣
 
 
 
 
 
 
 垂れ幣
  護摩供の際、東西南北に結界の縄を張ります。
縄をよじって緩め、垂幣の先端を
左図のように折り、縄に挟み易いようにして、縄に挟み垂らす。


 東(緑)西(白)南(赤)北(黒)、
各方面7枚の幣を垂らす。
左図のように先ず、真ん中。
左右の真ん中。
各真ん中。
これで、均等に幣を垂らす。

垂れ幣の作り方

38cm×6cmの青(緑)・黄・赤・白・黒の色紙を用意する。



半分に折り、19cm×6cm。2cm切残し3等分で切る。

2cm・2cm・2cm。

19cm。2cm/17cm。

真ん中だけ折る。

この面が裏側。

表側、結界縄外側。 



御幣(ごへい)・四手(しで)

御幣

御幣(ごへい)又は四手(しで)は、四方に大きく手を広げ、
繁盛するようにという意味があります。
白又は紅白のものが主流で、
紅白の赤い色は魔除けの意味があります。

奉書紙(ほうしょがみ)を用意して下記の様に折る
※奉書紙の並口サイズは424mm×318mm。

奉書紙を120mm×220mmのサイズに切り
長い方を110mmのところを2つ折りにします。

太い線の部分をカットする。

真ん中の太い線の部分を一ヶ所だけ残しカットする。

御幣の折り方04

谷折り、山折りを書いていあるとおりに折って行きます。

御幣の折り方05 完成

2つが同じ方向に折れて、この状態が完成形です。
末端に紐を付けて注連縄などに巻くことも出来ます。
鏡餅の場合は、開いた状態で飾ると良いでしょう。
この時は、左下の谷折りを山折りに変更する。

御神酒御供え
[その他御幣参考]
その1 その2
半紙を用意する

下図のように折る
下 1cmくらいに折、逆に1cmくらいに折る、それを繰り返す











陽の形 向かって右御供え用

陰の形  向かって左御供え用

行者作法大嶺講大峰山山伏瀧谷吉野二見出雲
 参考:色紙